ニュースの焦点 自動化・省力化投資に踏み切るゴム企業

2018年07月20日

ゴムタイムス社

 ゴム企業の旺盛な設備投資への取り組みが顕在化していることが本紙調査で明らかとなった。

 同調査によれば、ゴム企業29社の2017年度設備投資額は合計約6386億円で前年度比12・9%増となり、3年ぶりに前年度実績を上回った。

 2017年度におけるゴム企業の主な設備投資内容は、生産性や品質を向上させ、採算性を維持・拡大するための自動化・省力化投資が目立った。

 例えば、29社中前年度からの伸び率が最も高かった相模ゴム工業は、コンドームなどヘルスケア事業の既存生産ラインの集約、人員増強などに投資した。また、前年度比で投資を5割増やしたニチリンは、兵庫県姫路市の本社に生産技術センターを開設した他、全社的な生産設備

関連キーワード: ·

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー