ブリヂストンサイクル 長距離走行に適した「ロングレッドエクストラタフ」新発売

2018年07月26日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは7月25日、子会社のブリヂストンサイクルが長距離走行に適したモデルとして、一般自転車向けタイヤ「ロングレッドエクストラタフ」を8月上旬より全国の販売店を通して新たに発売すると発表した。年間目標台数を11万本とした。

 ロングレッドエクストラタフは、長距離の通勤通学に求められる高いトレッド耐摩耗性能に応えるため、同社製品(ロングレッド)と比較しトレッドの溝深さを1mmアップさせたことでり耐摩耗寿命が延びた。また、耐パンクシートを追加したことにより突き刺し貫通強度を30%向上させるなど、長距離の通勤通学に適した製品となっている。

 同社が実施した自転車で通学する高校生へのアンケート調査(サンプル数600s)によると、片道の所要時間が30分以上との回答が全体の46・7%に達した。高校生の自転車移動の平均移動速度を時速15Kmと仮定すると、片道30分の距離を年200日通学した場合、1年間の総走行距離は約3000Kmとなり、ほぼ日本を縦断する距離と同等となる。こうした長距離の自転車通学では摩耗によるトレッドの磨り減りが通常よりも早く進行するため、一般的なタイヤよりも高い耐摩耗性能が必要とされている。

 

ロングレッドXT

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