ホットマンの4~6月期 イエローハット事業は減収減益 

2018年07月30日

ゴムタイムス社

 ホットマンの2019年3月期第1四半期非連結決算は、売上高は47億6900万円で前年同期比2・7%減、営業利益は9400万円で同51・5%減、経常利益は1億1200万円で同47・4%減、四半期純利益は6600万円で同51・4%減となった。

 減益要因については、主力事業であるイエローハット事業で前年同期間のタイヤ値上げ前特需による反動減が影響した。

 セグメント別で見ると、イエローハット事業は、車検を中心にカーメンテナンスサービスやハウスカード会員の拡大を強化し、気候変動に影響されない安定した利益を確保することに注力してきた。前年同期間のタイヤ値上げ前特需の反動があったものの、売上高は概ね横ばいで推移した。その結果、同事業の売上高は37億6900万円で同2・6%減、セグメント利益は1億5200万円で同40・0%減となった。

 アップガレージ事業は、中古カー用品の買取を強化し欠品対策に注力し、売上高は概ね横ばいで推移した。以上により、同事業の売上高は2億5500万円で同0・1%減、セグメント利益は2600万円で同16・0%増。

 TSUTAYA事業については、主力である書籍・文具等の品揃えの充実と強化を実施し、顧客の利便性とリピート率の向上に注力してきたが、売上高は低調に推移した。これにより、同事業の売上高は5億3300万円で同4・0%減、セグメント利益は200万円で前年同期間600万円のセグメント損失となった。

 その他のダイソー事業、保険事業並びに不動産賃貸事業に関しては、売上高は概ね横ばいで推移致した。自遊空間事業、カーセブン事業並びに宝くじ事業は、売上高は低調に推移した。

 この結果、同事業の売上高は2億1100万円で同3・5%減、セグメント利益は2300万円で同8・8%増となった。

 通期の連結業績予想は前回発表から修正はなく、売上高が211億円で前期比0・1%増、営業利益が6億3000万円で同3・8%増、経常利益が7億円で同2・8%増、純利益が3億2000万円で同7・2%増を見込んでいる。

 

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