西部ゴム商組は7月27日、夏季定例講演会を大阪府の大成閣で開催した。
組合員、賛助会員ら30人以上が参加した。
講演会に先立ち、岡浩史理事長は「来年は組合の40周年式典が控えている。現在動きはじめており、記念誌も作るため座談会なども予定している。ぜひ皆様も協力していただきたい」とあいさつした。また、岡理事長は最近読んだ本「ユニクロ対ZARA」で取り上げられていたアパレル企業のユニクロと外資系アパレルのZARAの各会社の強みを紹介し、「我々ゴム企業にとっても企業の強みを明確にし、その強み生かすことも企業にとって重要
次いで、ポスティーコーポレーション代表取締役社長の秋山邦男氏を招いて、「日本経済の変遷とゴム企業業績」をテーマに講演会が行われた。
秋山氏はアメリカにおける「工業用資材流通の現状」と「日本経済とゴム産業」の2部構成で講演を行った。
第1部では、秋山氏が視察した通販会社モノタロウの親会社であるグレンジャー社と、独立販売業者が加盟する協同組合「IDCーUSA」を取り上げ、米国での運送業の現状と企業のインターネットの活用の仕方を解説した。また第2部では、1987~2017年における日本の名目GDPの変化を示した上で、ゴム産業の業績の変遷もたどった。
その後、会場を移し懇親会が行われた。
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