日本ベルト工業会がこのほど発表した18年1~6月のゴムおよび樹脂ベルト生産状況によると、ゴムベルト生産量(新ゴム量)は合計で1万3169tで前年同期比2%減となった。
内需はコンベヤが同6%減、伝動ベルトも2%減となり、生産量は合計で9939tで同4%減となった。
輸出に関しては、コンベヤが同13%増、伝動ベルトが同9%減となり、生産量は3230tで同7%増だった。
品種別では、コンベヤ合計の1~6月は7369tで同横ばいとなった。うち、コンベヤの輸出は資源価格下落を背景に、豪州など資源国向けはこれまで低調に推移してきた。ただ、資源価格が上昇に転じる中で、輸出も3月が前年同月比8%増、5月が同17%増、6月が同88%増となるなど、上半期は前年実績を上回った。
伝動ベルト合計の1~6月は5800tで同3%減となった。内需は5051t
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