フコクの2019年3月期第1四半期連結決算は、売上高が194億3200万円で前年同期比5・2%増、営業利益は8億5400万円で同0・5%増、経常利益は9億9800万円で同11・6%増、四半期純利益は6億3400万円で同19・6%増となった。
同社グループの主要顧客先である自動車産業では、各エリアの販売動向に浮き沈みが見られる中、グローバル全体で生産を伸長させた。また、国内外の建機市場も概ね堅調を維持した。
こうした状況の下、同社グループの受注状況も底堅く推移したことから、第1四半期は増収増益となった。なお、経常利益の増加は主に為替差益の増加によるものだった。
通期の連結業績予想については当初見通しから変更はなく、売上高が770億円で前期比2・4%増、営業利益は32億円で同13・3%増、経常利益は34億円で同23・1%増、当期純利益は24億円(前期は2億4300万円の損失)を見込んでいる。