イエローハットの2019年3月期第1四半期は、店舗数の増加はあったものの、値上げ前特需があった前年同期間と比較しタイヤ販売が減少したことなどから、売上高は313億9600万円で前年同期比1・3%減、営業利益は13億9900万円で同27・5%減、経常利益は18億1500万円で同17・8%減、親会社株主に帰属する四半期純利益は13億800万円で同7・7%増となった。
売上高の主な部門別内訳については、卸売部門は102億4800万円で同7・5%減、小売部門は188億7400万円で同2・0%増となった。
セグメント別では、カー用品・二輪用品等販売事業の売上高は297億9800万円で同1・3%減、セグメント利益は11億3800万円で同32・2%減となった。
また、同期間におけるイエローハット店舗の出退店の状況を見ると、国内では、4月にトレッド大宰府店(福岡県)、小千谷インター店(新潟県)、茨木太田店(大阪府)、6月に平塚田村店(神奈川県)の計4店舗を開店。6月に湖西新居店(静岡県)を閉店した。
この結果、同期間末の店舗数は国内がイエローハット706店舗、2りんかん55店舗、SOX46店舗、海外がイエローハット5店舗の合計812店舗、イエローハット車検センターが7拠点となった。
一方、賃貸不動産事業の売上高は15億9800万円で同0・3%減、セグメント利益は2億6100万円で同4・2%増となった。
通期の連結業績予想については、前回発表から修正はなく、売上高が1430億円で前期比3・7%増、営業利益が97億円で同1・5%増、経常利益が108億円で同1・0%増、親会社株主に帰属する純利益が73億円で同6・7%増を見込んでいる。