JSRは8月1日、CSR(企業の社会的責任)に関する2017年度の取り組み内容をまとめた「JSRグループCSRレポート2018」を発行したと発表した。このCSRレポートは、同社および国内外のグループ会社からなる同社グループ54社を対象範囲とし、ウエブ版とハイライト版(冊子)を制作している。
ウエブ版では、同社グループの重要課題に沿って2017年度の取り組みを報告するとともに、「トップコミットメント」では当社がサステナブル(持続可能)な会社であり続けるための課題について、小柴社長のメッセージを発信している。
「有識者ダイアログ」では、「ワークスタイルイノベーション×デジタリゼーション」をテーマに対談を行い、同社のサステナビリティに向けた取り組みを紹介している。さらに、利便性向上および同社パフォーマンスの正確な捕捉に資する目的で、ESGデータを新たに作成。
また、「事業活動で貢献する社会的課題」「事業活動によって生じる社会的課題」「事業活動の基盤となる課題」という3つの切り口で整理した同社グループの重要課題への取り組みの全体像と、個々の取り組み・活動内容をデータとともに詳細に報告している。
ハイライト版(冊子)では、ウエブ版から抜粋する形でトップコミットメント、有識者ダイアログ、主要な取り組みなどを簡潔にまとめた。
同レポートの信頼性を担保するため、一般社団法人日本化学工業協会レスポンシブル・ケア検証センターによる第三者検証を受審している。
ウエブ版は、同社ホームページの「CSR」(http://www.jsr.co.jp/csr/)ページから閲覧できる。なお、英語版は9月末に発行する予定となっている。