ドイツの化学会社ランクセスの日本法人であるランクセスが2011年から継続支援している、NPO法人「小澤国際室内楽アカデミー奥志賀(OICMA=小澤征爾理事長)」の本年の受講生による演奏会(弦楽四重奏)が、最終日となる7月31日、東京・文京区の「トッパンホール」で開催された。
同アカデミーは、小澤氏を始め世界的に活躍する室内楽の指導者のもと、才能ある若手音楽家に弦楽四重奏を学ぶ機会を提供することを目的とし、これまで過去8年間に、延べ168人の若手音楽家の育成に取り組み、高い実績を積んできた。
今年度、アカデミーの演奏会には中国、韓国、台湾などアジア各国・地域から厳選なるオーディションを経て選抜された25名の若手音楽家が参加。第一部は、アカデミー生によるクワルテット(5組)の演奏が行われた。
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