新日鉄住金化学と新日鉄住金マテリアルズは8月1日、2018年10月1日に両社が経営統合することについて最終的に合意し、新会社を発足させる合併契約を7月31日に両社間で締結したと発表した。
新日鉄住金を存続会社とする合併による経営統合で、2018年10月1日を合併効力の発生日(統合期日)とする予定である。新会社の商号は「日鉄ケミカル&マテリアル株式会社」とし、代表取締役社長に太田克彦・新日鉄住金化学代表取締役社長が就任する。資本金50億円、両社単純合算による連結売上高は約2400億円、経常利益は約170億円となる。決算期は3月31日で、従業員数は約3200名となる。
本店を東京都中央区外神田4-14-1 秋葉原UDX13階、銀座オフィスを東京都中央区銀座7-16-3 日鉄木挽ビル5階にそれぞれ置く。本社および銀座オフィスへの移転は2019年5~6月に予定している。
両社は今後、統合に向けた諸準備を一層加速し、統合の目的の早期実現を目指すとしている。