今回も、曽祖父の故郷和歌山のお話をしたいと思います。
「初飛行成功100周年記念式典」
2010年(平成22年)。山田式1号飛行船初飛行成功の9月8日には、和歌山市長も出席されて顕彰碑のある和歌の浦のホテルで百周年記念祝賀会が催され100名を超える方々が参加されました。
また、これまでの地元の報道で猪三郎を知った和歌山市在住のモデルキットデザイナー岩見慎一氏は、当時の設計図を探し出して300分の1の正確なミニチュアモデルを製作され、和歌山県内各地で、小学生を対象に山田式飛行船モデルキットの製作会を開き、和歌山の子供達にもその名を広めてくださいました。
「顕彰碑の修復」
和歌の浦の顕彰碑は1929年(昭和4年)に建てられたので、当時は物資も十分ではなかったので、コンクリートを節約するために大きな石が台座部分に多数入っていました。
山田猪三郎顕彰会の会長小林護氏は、顕彰碑が倒れないよう改修のために、募金活動を開始され、多くの個人、企業、団体の皆様がそ