岡安ゴムの岡浩史社長は、5月に開催した西部ゴム商組の通常総会で、新たに理事長に選任された。岡新理事長に抱負や今後の課題、組合創立40周年式典の進捗状況などを聞いた。
ー理事長に就任しての抱負を。
基本的には、祖父江一郎前理事長が築き上げてきた方向性を受け継いでいく。その上で、私の足りないところは、森孝裕副理事長(モリテック)、小島孝彦副理事長(角一化成)、糸井宏之副理事長(千歳商事)、加藤廣副理事長(西部ゴム)らとともに協力しながら、組合運営を行っていく。今回、理事に若い人材も加わり、若返りを図った。組合人事についても、積極的に若い人を増やしていき、若い人達が活躍できる機会を増やしていける体制にした。
ー組合の課題について。
いち企業では人材育成や経営者の交流・親睦はなかなか難しい。しかし、組合では勉強会や人材育成などをできる。
特に、人材育成については、一般社員研修をはじめ、ゴム技術の研修、管理者の研修、女性だけの研修など多岐に渡る研修事業を中心に開催している。最近では、一般社員にも呼びかけることで、中堅社員、女性らの参加も増えてきた。今後も各社員レベルに合わせた教育・人材育成の強化を目指していく。