ブリヂストンは8月9日、東京都中央区の東京コンベンションホールで決算説明会を開き、江藤彰洋執行役副社長が2018年12月期第2四半期連結決算の説明を行った。
売上高は1兆7754億800万円で前年同期比1・9%増、営業利益は1994億3400万円で同1・4%減、経常利益は1907億6400万円で同2・6%減、四半期純利益は1346億1800万円で同2・1%増となった。
タイヤ販売は、乗用車用ラジアルタイヤ(PSR)は対前年比で若干の減、トラック・バス用ラジアルタイヤ(TBR)は前年並みとなった。新車用が総じて好調で、特に北米では乗用車用、トラック・バス用ともに大幅に伸長した。建設・鉱山車両用ラジアルタイヤ(ORR)は超大型、大型とも前年比で伸長した。
タイヤ部門は、売上高が1兆4740億円で同2%増、営業利益は1906億円で同3%増となった。
化工品、スポーツ用品、自転車その他各種事業を行う多角化部門は、売上高が3116億円で前年並み、営業利益は89億円で同48%減となった。
地域別では、日本は、売上高が5494億円で同3%増、営業利益は721億円で同11%増となった。
米州は、売上高が8610億円で前年並み、営業利益は893億円で同1%減となった。
欧州ロシア中近東アフリカは、売上高が2951億円で同9%増、営業利益は56億円で同6%増となった。
中国アジア大洋州は、売上高が3209億円で同3%増、営業利益は325億円で同7%減となった。
営業利益の増減要因は、為替はプラスマイナス0で、原材料で170億円の増益要因があったものの、販管費が160億円、減価償却費が30億円、売値MIX数量他が9億円の減益要因となり、合計29億円の減益となった。