ナンシンの2019年3月期第1四半期連結決算は、売上高22億8600万円で前年同期比9・5%増、営業利益1億4400万円で同18・3%減、経常利益1億3500万円で同25・3%減、親会社株主に帰属する四半期純利益8400万円で同37・3%減の増収減益となった。
主要な取引先である機械工具業界や物流業界からの受注に波があり、一貫した力強さが感じられないなか、海外生産拠点との一体運営の強化等による原価低減と新たな販路の拡大に取り組み増収となったものの、対前年同期で減益は免れなかった。
なお、同社は前回公表した通期連結業績予想を変更せず、売上高102億円(同6・9%増)、営業利益6億5000万円(同8・1%減)、経常利益6億3000万円(同7・6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益4億5000万円(同4・3%減)としている。