朝日ラバーの2019年3月期第1四半期連結決算は、売上高が19億4300万円で前年同期比8・8%増、営業利益は1億6600万円で同14・7%増、経常利益は1億7900万円で同17・6%増、四半期純利益は1億2400万円で同18・1%増となった。
セグメント別では、工業用ゴム事業は、売上高が16億7100万円で同13・4%増、セグメント利益は2億700万円で同45・1%増となった。自動車内装照明用のアサカラーLEDの海外向けの受注や自動車用精密ゴム製品などの受注が堅調に推移し、前年同期比で大幅に増加した。また、認証・認識ビジネスに対応するRFIDタグ用ゴム製品の受注も好調に推移した。
医療・衛生用ゴム事業は、売上高が2億7100万円で同13・0%減、セグメント利益は3900万円で同47・2%減となった。採血用・薬液混注用ゴム栓は、前年度の新旧製品の入れ替えによる影響で売上高が減少したものの、新製品の受注が好調で、今後回復を見込んでいる。
通期の連結業績予想の変更はなく、売上高が77億8900万円で前期比3・4%増、営業利益は6億3200万円で同12・6%増、経常利益は6億2700万円で同6・4%増、当期純利益は4億6100万円で同0・3%増を見込んでいる。