日本ゴムホース工業会がまとめた2018年1~6月のゴムホース生産実績によると、生産量(新ゴム量)は1万9111tで前年同期比5・4%増、出荷金額は707億3200万円で同2・8%増となり、数量・金額とも前年実績を上回った。
生産量全体の3分の2を占める自動車用は、国内自動車生産台数が前年を上回って推移し、生産、金額とも増加した。高圧用も主要業界の建機や工作機械向けの需要が依然として旺盛で、生産、金額とも増加傾向にある。その他用についても土木工事向けを中心に使われる編上ホース、送水用ホースの需要が回復基調にあり、生産は前年同期の減少から増加した。
品種別に見ると、自動車用は生産量が1万2239tで同1・7%増、金額は531億8800万円で同3・2%増となった。
18年上半期(1~6月)の四輪車生産台数は同0・3%増(日本自動車工業会等の調べによる)となり、上半期ベースでは2年連続で前年実績を上回った。国内では新型車が販売好調。また、輸出についても
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