日本ゴム工業会統計委員会(ライニング製品関係5社)がまとめた1~6月のゴムライニング生産統計によると、ゴムライニングの生産量は231・9tで前年同期比11・4%増となった。伸び率は前年同期の4・9%増を6・5ポイント拡大した。
主力の化学工業用がマイナスとなったものの、その他用では電力や水処理装置、大気汚染防止装置、化学機械装置が2桁増と好調、鉄鋼用も高い伸びを示したことから、全体でも2桁増となった。
用途別では、構成比の3割を占める化学工業用が84・3tで同6・2%減。内訳はソーダ工業が47・5tで同19・4%減、紙パルプを含むその他が36・8tで同18・9%増となった。
鉄鋼用は11・9tで同63・8%増、タンク車やタンクローリー、船内配管などの車両・船舶用は12・3tで同11・7%減、食品工業用は2・5tで同3・4%増、鉱山・非鉄金属用は
全文:約724文字