トヨックスは9月1日より、食品用ホース「トヨフーズS」に大口径を2サイズ追加発売すると発表した。追加発売するのは、内径75mmと100mmの大口径サイズ。これまでの内径25~63mmまでの全5サイズから、25~100mmまでの全7サイズとなり、使用用途が広がる。
トヨフーズSは、非フタル酸系可塑剤を使用しており、安全で安心して食品用途で使用でき、油脂や脂肪性食品にも強いことから、食品・飲料など幅広い用途で使用されている。また、硬鋼線コイル補強構造であることから吸引用途でも使用可能で、ホースの折れつぶれにも強く、ブレードホースによる折れつぶれで困窮していた現場でも数多く採用されている。
特にブレードホースは大きなサイズになると折れやすくなる。このため、これまで国内外の多くのユーザーから同製品の大口径サイズを求める要望が寄せられていた。
同製品は耐油性にも優れ、最近は食品用ホースだけではなく、油によるホースの劣化、硬化に悩む工業用途での採用も増えている。さらに、同製品は食品衛生法に適合するほか、RoHSにも適合しており、食品・飲料用だけでなく幅広い業界、用途で使用が可能となっている。
同社では、今回の大口径サイズの追加により、現場ユーザーのニーズに対応し、販売を強化し市場への更なる浸透を図ることにしている。