バンドー化学は8月31日、CSR活動におけるバンドーグループの取り組み実績(2017年度)をまとめた「CSR報告書2018」(A4版、カラー 40ページ)を発行したと発表した。
同社グループは、CSR推進テーマとして「コンプライアンス・企業倫理」「環境」「品質」「人権・労働・安全」「社会貢献」「情報開示」の6つを定めている。
同報告書は、グループのCSR活動について、環境報告と社会性報告の形にまとめている。
「暮らしのさまざまなシーンで 活躍するバンドーの製品」と題した企業プロフィール、「グルーバル展開と112年の歴史」が一目で分かるグラビアに続いて、吉井満隆社長の「企業価値の向上に努め 持続可能な社会の実現に貢献していきます」とのあいさつを掲載した。
環境報告において、環境対応製品の開発や環境基本方針・環境目標、資源循環型社会の形成に向けた取組みやエネルギー使用量の削減、CO2排出量、環境汚染物質の削減に言及、生物多様性保全活動の推進を掲げた。
一方、社会性報告では、特集として「働き方改革」を組み、従業員が働きやすい職場環境づくり、安全衛生管理活動の推進、製品の品質管理・危機管理への対応、社会貢献活動の推進に加え、「お客様のために/取引先とともに」や「株主・投資家のために」を掲げた。
サイトレポートとして、ガバナンス・内部統制・コンプライアンスと情報セキュリティ、活動実績、マテリアリティ(重点課題)の特定について触れている。