ニッタが積極投資 中国に伝動ベルト新工場

2011年11月04日

ゴムタイムス社

 ㈱ニッタは3ヵ年の中期経営計画「中計0911」の最終年度にあたる今期、25億円(前期14億7500万円)の積極投資を行い国内外の生産能力の増強、設備更新を図る。
 需要が拡大している中国ではニッタ・ムアー科技(常州)有限公司の敷地内にゴム練から仕上げまでの伝動ベルトの一貫生産工場を建設する計画でおり、ポリベルト、SEB(スパーエンドレスベルト)を生産、2012年6月から量産体制に入る。高圧樹脂ホースについても建設機械向けホースの需要拡大に対応、中国常州工場はじめ韓国でも韓国ニッタ・ムアーの生産能力増強に着手した。また、成長著しいインド市場では来年早々にもベルト、ホース・チューブの販売、仕上げ加工からスタートする計画。
 国内では奈良工場の耐震補強、名張工場のホース・チューブラインの自動化設備導を導入。

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