横浜ゴムは9月6日、東京ビッグサイトで9月11日から開催されるアジア最大級の物流の展示会「国際物流総合展2018」に出展すると発表した。
「ヨコハマとお付き合いしてみませんか?」をコンセプトに、豊富な商品ラインアップと充実した製品サポートサービスを紹介し、物流の足元を支える同社グループの総合力を訴求する。
展示ブースは2017年3月から同社グループに加わった愛知タイヤ工業のブースと同社のトラック用タイヤブースで構成され、愛知タイヤ工業のブースでは、主要フォークリフトメーカーで採用されているエンジン車用タイヤ「ME」や、バッテリー車用タイヤ「M―CA」を紹介する。同社のブースでは、トラック用タイヤとして今年3月に発売した耐摩耗性能重視型オールシーズンタイヤ「710R」や、舗装路・高速走行用のトレーラー向けワイドベースシングルタイヤ「MY507A」を展示。併せて両商品のリトレッドタイヤも参考出展し、同社のリトレッド技術と顧客のコストメリットを訴求する。
製品サポートサービスでは、点検データ分析によりタイヤ運用をサポートするT・M・S(タイヤマネージメントシステム)や、リアルタイムのタイヤ空気圧モニタリングシステムなど、次世代製品サポートサービスのコンセプトを紹介する。
ブース内には商品と製品サポートサービスの詳細や購入について個別に相談できる商談席を設け、来場者とのコミュニケーションを図る。
同社は、2018年からスタートした3ヵ年の新中期経営計画「グランドデザイン2020」のタイヤ生産財戦略において、オフハイウェイタイヤを成長ドライバーとした事業拡大を掲げており、フォークリフトなどの産業車両用タイヤに加え、農業機械用、林業機械用、建設車両用タイヤの国内外での販売強化に取り組んでいる。