「メイドインジャパンのものづくり」でゴムや樹脂部品の製造機械の製造・販売する関西ロール(大阪市大正区、髙木康彦社長)。
注力製品の安全装置「MKブレーキ」は、ユーザーの危機管理に対する意識は年々高まってきており、8月時点で累計販売台数が1500台以上を突破。そのうち8割は国内向けで、2割は海外日系企業向けに輸出されている。
髙木社長は「1500台以上の実績をもつMKブレーキはお客様から大変信頼されている。安全意識の高まりが販売に反映されているのではないか」と述べ、今後はゴム・樹脂業界のみならず、異業種からの需要も増えてきており、国内外で認知度向上と積極的な拡販に努めていく考えだ。
また、高い評価を受けているMKブレーキの最新型を組み込んだ8インチフル装備のデモロール15号機は完成した時点で多くの引き合いがあり、18年度の上半期にすでに完売。来年3月にはデモロール16号機を計画しているという。
最近では、新製品のゴム・樹脂用6インチスタンダードテストロール機は発売開始から販売が堅調に推移し、展示品はすぐに売却済みになるほど好評を博している。スタンダードテストロール機について、「『メイドインジャパンのもの