9月3~7日のゴム関連企業31社(本紙選定)の株価はほぼ全面安の展開となり、前週末比で4社が上昇、1社が横ばい、26社が下落した。9月7日のゴム平均は、前週末比57円52銭安の1730円65銭と反落した。
株価上昇率ランキングでは、1位が相模ゴム工業で同3・00%高、2位が川口化学工業の同1・55%高、3位がクリヤマホールディングスの同1・53%高となった。
主なゴム企業の株価を見ると、タイヤ4社ではブリヂストンが同147円安の3946円と反落、住友ゴム工業が同63円安の1585円と反落、横浜ゴムが同97円安の2238円と反落、東洋ゴム工業が同85円安の1738円と反落した。
自動車用ゴムでは、西川ゴム工業が同24円安の2055円と続落した。
合成ゴムでは、JSRが同137円安の2020円と反落、日本ゼオンが同64円安の1127円と続落した。
産業用ゴムでは、クリヤマホールディングスが同33円高の2193円と続伸した。
その他では、相模ゴム工業が同74円高の2542円と続伸した。相模ゴムの19年度第1四半期は、プラスチック製品事業が減収だったが、ヘルスケア事業でコンドームの販売が好調で、全体では増収だった。第1四半期業績発表後、株価は上昇基調にあり、ほぼ全面安のなかで1位となった。
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