ゴム連合 第14期運動方針決定

2018年09月19日

ゴムタイムス社

 ゴム連合は9月6~7日の両日、滋賀県大津市の琵琶湖グランドホテルで第14期定期大会を開催し、2018年度の運動方針を決定した。

 具体的な取り組みは次の通り。

  〈雇用といのちを守る取り組み〉

 ▽雇用確保のとりくみ=雇用を維持・確保するためには「健全な産業・企業の発展」が前提であり、かつ「安定した労使関係」が不可欠となる。そのためには、とりまく環境を正しく認識すると共に情報を共有化し自ら主体的に課題を探求し、課題解決の道を見出していくことが大切であり、こうしたことが企業基盤の強化にも繋がる。

 ▽労使関係の充実=会社と労働組合は互いに必要な存在であるとの認識に立ち、労使一体となって課題を解決する責任がある。その解決には日頃の労使協議による課題の把握(共有化)が必要であり、労使協議を充実させることが重要となるため、ゴム連合として労使でとりくむべき課題設定や解決に向けた支援機能の強化に努める。

 ▽産業対策のとりくみ=将来にわたりゴム産業で働く労働者が安心して生活を送り、さらに魅力ある産業をめざすためには各単組労使だけでは解決できない課題にとりくむことも産別の重要な活動領域である。ゴム産業に関係の深い他産別や業界団体と連携を図り情報を共有することで、ゴム産業の課題を把握し解決に向けたとりくみを進める。

 ▽安全衛生活動=安全で健康かつ快適に働くことができ、安心して生活がおくれることは、我々ゴム連合に集う全ての人々の共通の願いであり、安全で快適な職場環境づくりは、労働組合としてとりくむべき最も重要な課題。「安全は全てに優先する」との基本姿勢で、各単組が自ら考え主体的に安全衛生に関する課題改善が図れるよう、基礎知識や情報の収集と提供及び、考え方・手段・手法の共有化を行い、各単組の活動の充実に向けてとりくみを進め

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