フジ・コーポレーションの18年10月期第3四半期決算は、売上高は257億700万円で前年同期比6・3%増、営業利益は23億6100万円で同28・2%増、経常利益は24億1200万円で同24・1%増、四半期純利益は16億2500万円で同23・0%増となった。
品種別売上高の状況は、タイヤ・ホイールは226億500万円で同6・6%増、用品は10億5500万円で同4・1%増、作業料は20億4600万円で同4・7%増となった。タイヤ・ホイールについては、上期は全国的な降雪・積雪になったことでスタッドレスタイヤの販売が好調だった。下期は前年9月と10月にタイヤ値上げに伴う駆け込み特需があり、厳しい状況が続くものと懸念されたが、新たに「タイヤパンク保証サービス」の販売を開始するなど、収益性向上に努めている。
また、販路別売上高の状況は、店舗売上高は169億6200万円で同7・1%増、本部売上高は87億4500万円で同4・7%増となっている。
通期の業績予想は前回発表から修正はなく、売上高が315億円で前期比2・5%増、営業利益が23億2000万円で同4・2%増、経常利益が24億100万円で同2・5%増、純利益が16億2000万円で同10・3%増を見込んでいる。