横浜ゴムは9月8日、第4回サービス技能コンテスト全国大会を静岡市清水区の清水マリンターミナルで開催した。
コンテストはこれまで生産財系の直営店主体で実施されてきたが、今回からコンテストの趣旨に賛同するYCN(ヨコハマクラブネットワーク)オーナー店も初めて参加した。
全国8ブロックに分かれ、行われた予選会には営業所・直営店とYCNオーナー店の合計212人が参加。全国大会には予選会を勝ち上がった11人がトラック・バス用タイヤの交換作業の技術力や接客能力を競い合った。その結果、営業所・直営店部門とYCN部門を合わせた総合優勝にはヨコハマタイヤサービス東北仙台港店の木村乱丸選手が輝いた。
昨年から引き続き、今年も「安心・安全・正確・効率良く」の定着をテーマとし、グループ全体で高品質なサービスを提供することを目的に行われている。
競技は筆記と実技で構成され、実技は接客審査(15分)と作業審査(25分)の2項目で行われた。このうち、接客審査では顧客とのコミュニケーションの取り方や正確な作業点検、作業報告を重視。作業審査では安心・安全な作業、効率の良い作業などが評価され、接客・作業審査とも実際の現場で起きる状況に応じた内容を設定した。
接客審査の項目では服装や車両ピットへの誘導、顧客への点検結果の報告などを重視。また、作業審査では、フロントタイヤ(右側)の組み換えで来店したというシチュエーションで、ジャッキアップの確認やナットの取り外し方・清掃、タイヤの空気充填では減圧