住友ゴム工業は9月18日、ファルケンブランドでサポート契約をしている室屋義秀選手(「チーム・ファルケン」)が、9月15日~16日にオーストリアのウィーナー・ノイシュタットで開催された「レッドブル・エアレース・ワールド・チャンピオンシップ2018」シリーズ第6戦において、2位を獲得したと発表した。
アジア人で唯一本シリーズに参戦するマスタークラスのパイロット、室屋選手は本大会でも予選から決勝ラウンドを通して高い精度とスピードを誇るフライトを披露し、今シーズンの初戦以来2度目となる2位を獲得した。この結果、総合順位は4位に浮上した。
同社は、最先端技術により開発された高性能タイヤでの新車装着やモータースポーツ活動などにより高い支持を獲得し、グローバルに展開しているファルケンブランドと、鍛え抜かれた高い技術で世界を舞台に活躍している室屋選手とのイメージが合致するため、4年連続でサポートしている。このサポートを通して、ファルケンの若々しくエネルギッシュなブランドイメージを訴求していくとしている。
2003年に開始した同大会は、これまでに全世界で80レース以上開催されている。世界トップクラスのエアレースパイロットたちが機動性に優れた軽量のレース専用飛行機を操縦し、高さ25mの空気を膨らませたパイロン(エアゲート)で構成された低空の空中コースを最高時速370kmに達するスピードと10Gに及ぶ重力加速度に耐えながら飛行して、技の正確さと速さを競う飛行機レース世界選手権。2014年には、次世代のパイロットがワールドチャンピオンシップを争うマスタークラスに昇格するために必要なスキルを養う場としてチャレンジャーカップが始まった。