ブリヂストンは9月19日、世界的なサステナビリティ指数の1つである「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・ワールド・インデックス」(DJSIワールド)の構成銘柄に3年連続で選定されたと発表した。
なお、同社はアジア・大洋州地域の企業で構成される「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・アジア・パシフィック・インデックス」(DJSIアジア・パシフィック)にも9年連続で選定されている。
ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)は、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社とロベコサム社が共同開発した指数。毎年世界の大手企業約2500社を対象に「経済」「環境」「社会」の3つの側面から企業の持続可能性を評価して数値化し、業界別の評価結果上位約10%を「DJSIワールド」に選定する。今年の「DJSIワールド」選定企業は約320社で、ブリヂストンは自動車及び自動車部品部門において選定された。
同社は「環境」面において特に高い評価を得ており、昨年に引き続き「DJSIワールド」の自動車部品部門の中で最高得点を獲得。その中で「環境報告」に関する取り組みでは満点を獲得、また「気候戦略」に関する取り組みでも「DJSIワールド」の自動車部品部門の中で最高得点を獲得している。
同社グループは、今年2月に持続可能な調達の更なる推進を目指し、同社グループが購入するすべての原材料やサービス、そして世界中の取引先を対象とした「グローバルサステナブル調達ポリシー」を策定した。今回の「DJSIワールド」選定においては、こういった先進的な取り組みが高く評価されたものとしている。