日本ゴム協会 施設見学会を開催 AGFとスバルの工場で

2018年09月20日

ゴムタイムス社

 日本ゴム協会関東支部は9月25日、施設見学会を開催し、会員企業の社員や学生会員32人が、群馬県太田市にあるAGF関東の太田工場とスバルの矢島工場を訪れた。

 見学に先立ち、同協会関東支部の眞中将一副支部長が「一人ひとりが何か新しい気付きを得て、明日からの仕事の糧にしてもらえれば」とあいさつした。

 午前に訪れたAGF関東・太田工場は、約4万3000㎡の敷地で、278人の従業員が、スティックコーヒーやインスタントコーヒー、レギュラーコーヒーなどを生産している。

 参加者は、AGF関東の社の沿革や製品群、インスタントコーヒーの製法についてレクチャーを受けた後、2班に分かれて「ブレンディー」のドリップパックとスティックコーヒーの生産工程を見学した。ドリップパックの生産ラインでは、ロール状のフィルターを超音波で切断してコーヒーを充填したり、封入の状態を全品写真検査したりする工程の説明を受け、参加者は感心した様子で見入っていた。

 昼食後に訪れたスバルの群馬製作所・矢島工場は、約55万㎡の敷地で、4520人の従業員が、フォレスター、レガシィ・アウトバック、レガシィB4、スバルXVを年間約43万台生産しており、90%が輸出向けだ。

 初めに社の歴史や生産体制などをビデオで学んだ後、ロール状の鋼板を洗浄・切断し4台のプレス機でドアなどの形に加工するプレス工程や、

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