ブリヂストン 「パリモーターショー2018」に出展

2018年09月20日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは9月20日、フランスのパリで10月2日~14日に開催される「パリモーターショー2018」に出展すると発表した。

 今回のモーターショーでは、「一人ひとりを支える」をテーマに、持続可能なモビリティ社会の実現に貢献するブリヂストングループの革新的な商品や技術とソリューションビジネスおよびオリンピック・パラリンピックを通じて夢を追いかけるすべての人の挑戦を支える同社グループの取り組みを紹介する。

 主な展示として、欧州のドライバーが求める高い操縦安定性とウェット路面での制動性能の両立を実現したタイヤ「トランザT005」と、同タイヤを装着した車両「マセラッティ・ルヴァンテ」や、2018年5月発売の同社ブランド初欧州向けオールシーズンタイヤ「ウェザー・コントロールA005」を展示する。ドライ路面からウェット路面、冬の雪道まで、欧州で季節を問わず使用が可能。

 タイヤの空気圧がゼロになっても、所定のスピードで一定距離を走行できるランフラットテクノロジー採用タイヤ「ドライブガード」では、高い安全性と乗り心地を両立し、より安全で環境に優しい車社会の実現に貢献する技術を紹介。さらに、欧州向けに販売しているファイアストンブランドのタイヤと創業者の生誕150周年を迎えたファイアストンブランドの歴史を紹介する。

 さらに、空気充填を不要にする同社のタイヤ技術「エアフリーコンセプト」を採用し、パンクの心配のないタイヤを装着した自転車が試乗・体感可能。昨年、同社の低燃費タイヤ技術「オロジック」を採用したソーラーカー用タイヤ「エコピア・ウィズ・オロジック」を装着して、世界最高峰のソーラーカーレース、ブリヂストンワールドソーラーチャレンジで活躍したボーフム大学(ドイツ)のソーラーカーも展示される。

 オリンピックを通じた取り組みとしては、フランスにおいて各々の競技で挑戦を続けるアスリートと彼らを支え応援するすべての人で構成される「チームブリヂストンフランス」の活動を紹介。パラアスリートを支援する取り組みではタイヤ開発の技術を活かしたパラアスリート支援の一例として、東京2020パラリンピックを目指すパラトライアスロンの秦由加子選手がランパートで装着する義足用ゴムソール開発の取り組みを紹介する。

 なお、プレスデーの10月2日14時30分からはブリヂストンブースにて、同社グループが欧州で販売するタイヤ製品や新しいモビリティソリューションビジネスおよび同社が開発した世界初のゴムと樹脂のハイブリッド素材「ハイ・ストレングス・ラバー」を紹介するプレスカンファレンスを行う予定。

ブースイメージ1

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ブースイメージ2

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