独ランクセス　ＤＪＳＩ構成銘柄に8年連続選定

　独ランクセスは９月20日、同社が「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス（以下、ＤＪＳＩ）」の２つのインデックスに構成銘柄として選定されたと発表した。

　同社は再びヨーロッパ・インデックス（ＤＪＳＩ　Ｅｕｒｏｐｅ）の構成銘柄となり、さらに９月24日付けで８年連続でワールド・インデックス（ＤＪＳＩ　Ｗｏｒｌｄ）の構成銘柄に選定される。
　ＤＪＳＩの構成銘柄は、年１回、財務に重要な影響を及ぼす環境、社会、コーポレートガバナンスの要素に基づいて選定される。各産業部門で分析されたグローバル企業の中で、上位10％だけがワールド・インデックス（ＤＪＳＩ　Ｗｏｒｌｄ）の構成銘柄に、そしてヨーロッパに本社を置く企業のうち上位20％がヨーロッパ・インデックス（ＤＪＳＩ　Ｅｕｒｏｐｅ）に選定される。

　これらの指標は、持続可能性（ＳＲＩ：社会的責任投資）に重点を置いた投資に関するガイダンスを機関投資家に提供することになる。

　同社ＣＥＯのマティアス・ツァハト氏は「持続可能な戦略には、経済、環境、そして社会的側面のバランスを適切にとる必要があります。ランクセスは、これらの分野に継続して取り組んでおり、２つのインデックスに引き続き選出されたことは、この分野における私たちの取り組みが評価されたものと受け止めています」と述べている。