ホース特集 プラス・テク 新製品2品の発売を計画 耐油テクノは着実な販売示す

2018年10月12日

ゴムタイムス社

 プラス・テク(茨城県阿見町、中馬直宏社長)の18年度(4~8月)の成形品事業は前年同期比若干の増収となった。月別の動きを見ると、「4~5月は順調に推移したが、6~7月は汎用品を中心にやや動きが落ち着いている」(竹村雄成形品営業部長)とし、10月からの下期で巻き返しを図っていく方針だ。

耐油テクノブレード

耐油テクノブレード

 製品別では、汎用品で主力品の耐圧ホース「テクノブレード」で、昨年8月に発売した「耐油テクノブレード」は、現在主要な代理店に在庫され、販売は着実な伸びを示している。同製品は特殊樹脂の使用により耐油性に優れ、油を長い時間流しても柔軟性が持続、ホースも透明(グリーン系)でホース内の流体物の確認がしやすく作業中も安心、といった特徴があり、絶縁油や作動油などの油用配管や機械機器などの工業配管などの用途に適している。「メインサイズから販売していたが、お客様からもう少し細いサイズや太いサイズが欲しい」(竹村部長)という要望が多く、今春サイズを拡充した。

 また、自動車や溶接、工業用など様々な業界に使われる、ユーザー向けの特注品は動きが良い。特に、自動車向けは、同社のドレンホースを搭載する車種が米国向けで伸びており、昨年来から予算を上回る状況にある。

 製品展開では、毎年1つ新製品を上

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