ブリヂストンは9月27日、企業博物館「ブリヂストンTODAY」(東京都小平市)の1階イベントスペースで、「ブリヂストン×武蔵野美術大学 コラボレーション企画」として取り組んでいる、モビリティの先行デザインを考える共同プロジェクトの研究成果を展示すると発表した。
展示期間は2018年10月2日から11月1日までを予定している。開館時間は10:00~16:00。入館料は無料。
同社と武蔵野美術大学は、「2030年のモビリティデザインと、それを支える足回りのデザイン」をテーマとした共同プロジェクトを2013年に開始した。今年は、同社の研究開発拠点でまとめた将来モビリティ動向の未来予測に基づいて、学生がデザインを考案。企画展示では、「微生物による発電で車を動かして自慢のガーデニングを持ち出し、他の人に見せ合うことによって新たなコミュニティを形成する」といった独創的なアイデアに基づいたコンセプトカー(上記画像)をはじめ、工芸工業デザイン学科の学生による研究成果を11点展示する。
同社では、品質や技術のみならず、デザインの面でも顧客にとって魅力的な製品を提供したいとしており、その研究開発には大学や研究機関と協力して行うオープンイノベーションを取り入れている。同共同プロジェクトをはじめとして、将来に向けた新しい価値創造を引き続き追求していく方針だ。