日本ベルト工業会がまとめた８月のゴムベルト生産実績によると、生産量は合計で２０３５ｔで前年同月比横ばいとなり、前月の増加から横ばいとなった。うち内需は１４７１ｔで同５％減で前月の増加から減少に転じたものの、輸出は５６４ｔで同16％増と４ヵ月連続で増加した。
品種別のコンベヤベルトは１１２１ｔで同１％増で４ヵ月連続で増加した。内訳は、内需は同８％減、輸出は同20％増となり、内需は５ヵ月連続減、輸出は４ヵ月連続で増加した。
国内コンベヤの主な需要先である鉄鋼やセメントなどの需要動向を見ると、８月の粗鋼生産は前年同月比４・６％増で２ヵ月ぶりの増加、セメント生産は同１・１％減
全文：約837文字
