旭化成は10月9日、スチレン系特殊透明樹脂およびスチレン系熱可塑性エラストマーなどを10月15日出荷分より15円/kg以上値上げすると発表した。
対象製品はスチレン系特殊透明樹脂(アサフレックス)、スチレン系熱可塑性エラストマー(タフプレン、アサプレンTなど)、水添スチレン系熱可塑性エラストマー(タフテック、S.O.Eなど)となっている。
ナフサやブタジエン、スチレンモノマーなどの原料市況の上昇を背景に、対象製品の製造コストは自助努力の範囲を超えて大幅に上昇している。製品の安定供給維持のためには価格改定を実施せざるを得ないという判断に至ったとしている。