ブリヂストンは10月12日、「LGBTが働きやすい職場づくりを日本で実現する」ことを目的とした任意団体work with Prideが策定する、企業や団体のLGBTに関する取り組みを評価する「PRIDE指標2018」において最高評価の「ゴールド」を初めて受賞したと発表した。
PRIDE指標は、日本で初めてとなるLGBT等の性的マイノリティに関する取り組みを評価する指標で、2016年から表彰制度がスタートし、今回が3回目。LGBTに関する取り組みを5つの評価指標に分類し、各指標の獲得点数から「ゴールド」、「シルバー」、「ブロンズ」の3段階で表彰する。同社は、5つの指標全てを満たす5点を獲得し、最高評価である「ゴールド」を受賞した。
LGBTに関する同社の取り組み事例としては、「2018年に当社が定めた『ブリヂストングループ グローバル人権方針』の中で、『性的指向』『性自認』に関する差別の禁止を明文化し、社内外へ公開」「社員の理解向上を図るため、2017年7月から入社研修や管理職研修、全社員向けのe―learning研修等の中で、性的マイノリティに関する説明を実施」「社外講師を招き、役員から一般社員までを対象にLGBT勉強会・交流会を実施」「社内・社外に相談窓口を設定し、イントラネットで掲載」の4点。
同社では、「ブリヂストングループ グローバル人権方針」の下、LGBTなどの性的マイノリティに関する取り組みについてもダイバーシティに関する取り組みの柱のひとつとして今後もさらに強化していくとしている。