住友化学は10月16日、ポリエチレンおよびポリプロピレンについて10月22日納入分より16円/kg以上値上げすると発表した。
アジアのナフサ価格は、足元の原油価格上昇や旺盛な需要を受けて上昇している。また、円安も影響し、2018年10~12月期のナフサ輸入価格は、7~9月期対比で大幅に上昇することが予想される。こうした大幅なコスト増は自社の努力だけでは吸収しきれなくなっており、安定供給を継続するためにも今回の値上げを実施するとした。
なお、想定したナフサ価格が大きく変動する場合は、価格改定幅の修正もあるとしている。