住友ゴム工業は10月18日、兵庫県立美術館(兵庫県神戸市中央区)で10月27日~12月24日に開催される展示会「サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法」に協賛すると発表した。
この展示会ではポスター作家レイモン・サヴィニャックのポスター、原画、写真など約200点がフランスから一堂に集められる。彼が手掛けた代表作品の一つ、同社のタイヤブランドであるダンロップのポスターも展示会で展示される。
また、関連イベントとして12月15日に小学5年生以上を対象とした「ダンロップものづくり教室」を同美術館で開催する。
レイモン・サヴィニャック(1907―2002)は20世紀後半に活躍したフランスのポスター作家。それまで主流だった装飾的な要素をなくし、シンプルかつ陽気な作品で戦後ポスターの歴史に新たな時代を開いた。身近な食料品や日用品など数多くの広告を担ってきたサヴィニャックのポスターは、パリにとどまらず世界中の人々に今もなお愛され続けている。