ブリヂストン グローバルTQM大会を開催

2018年10月18日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは10月18日、「第9回ブリヂストングループ・グローバルTQM大会」を東京都小平市で9月21日に開催したと発表した。

 この大会は、同社グループ内での優れたイノベーションや改善事例をグローバルで共有化し相互研鑽することで、グループ全体の品質意識向上とTQM活動のレベルアップを図ることを目的として、2010年より実施されている。

 同社は、1968年に「最高の品質で社会に貢献」という社是を制定し、卓越した総合的品質管理を実施している企業に与えられる「デミング賞」を受賞しており、受賞から50周年となる今回は「50周年記念大会」として実施され、世界各国から326人が参加し、グループの各事業所で実施した104の選考会から選出された16の事例が発表された。当日は特に優れたイノベーションと改善の事例として、「TQM賞・グランプリ」の4件、「感動賞」の4件が表彰された。

 TQM賞・グランプリを受賞したブリヂストン・ヨーロッパNV/SAテクニカル・センター(イタリア)では、タイヤ製造現場での困りごとを社内Webチャット形式で早急に他の拠点に共有化できる仕組みを構築し、問題解決までの時間を大幅に削減した取り組みが高く評価された。

 また、感動賞を受賞したブリヂストン・インディア・プライベート・リミテッド(インド)では、製品検査員による不良品の検出漏れを防ぐために、検査員、検査システム、職場環境など様々な側面から問題点を抽出し、検査員のリフレッシュを目的としたヨガ体操の導入などにより、検出漏れの抑制を実現した。

大会の様子1

大会の様子

大会の様子2

大会の様子

ブリヂストン・インディア・プライベート・リミテッドでのヨガ体操の様子

ブリヂストン・インディア・プライベート・リミテッドでのヨガ体操の様子

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