バルカーの2019年3月期第2四半期連結決算は、売上高が260億8400万円で前年同期比12・1%増、営業利益が32億700万円で同17・1%増、経常利益が33億4700万円で同20・0%増、四半期純利益が23億5400万円で同24・0%増となった。
シール製品事業については、先端産業市場に向けた売上を軸に拡大したことに加え、機器市場並びにプラント市場への販売も伸長し、売上高は171億3300万円で同8・2%増、セグメント利益は26億2200万円で同8・6%増となった。
機能樹脂製品事業については、先端産業市場に向けた売上がサプライチェーンの整備の効果により拡大したことに加え、機器市場への販売の拡大も堅調に推移し、売上高は72億7900万円で同20・2%増、セグメント利益は4億1400万円で同123・2%増となった。
その他事業については、シリコンウエハーリサイクル事業の拡大により、売上高は16億7000万円で同19・8%増、セグメント利益は1億7000万円で同22・9%増となった。
通期予想の変更はなく、売上高が505億円で前期比6・1%増、営業利益が60億円で同11・6%増、経常利益が60億円で同9・8%増、当期純利益が42億円で同9・6%増を見込んでいる。
なお、同社は10月1日から社名を日本バルカー工業からバルカーへ変更している。