日本ベルト工業会がこのほど発表した18年1~9月のゴムおよび樹脂ベルト生産状況によると、ゴムベルト生産量(新ゴム量)は合計で1万9668tで前年同期比1%減となった。
内需はコンベヤが同6%減、伝動ベルトも3%減となり、生産量合計は1万4614tで同4%減となった。
輸出に関しては、コンベヤが同20%増、伝動ベルトが同8%減となり、生産量は5054tで同13%増だった。
品種別では、コンベヤ合計の1~9月は1万1022tで同2%増となった。内需向けが今年4月以降6ヵ月連続で減少しているのに対し、輸出向けは鉄鉱石価格の持ち直しを受け、回復の兆しを見せており、コンベヤの輸出向けは5ヵ月連続のプラスとなっている。
一方、伝動ベルト合計の1~9月は8646tで同3%減となった。内需は7530t
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