横浜ゴムは11月1日、平塚製造所で11月10日に開催する体験型環境イベント「シンク・エコ2018」に合わせ、「生物多様性パネルディスカッション」を開催すると発表した。
パネリストには、ひらつか生物多様性推進協議会会長の荒井啓三氏、平塚市環境部環境保全課の桐生兼道氏、東海大学教養学部人間環境学科自然環境課程教授の北野忠氏、金目川水系流域ネットワーク代表世話人の柳川三郎氏を招き、「平塚の水辺のために何ができるか―地域連携による川の生物多様性保全―」をテーマに地域の生物多様性の課題解決に向けた地域連携の進め方について、積極的な意見交換を行う予定。
同社は今年2月に策定した中期経営計画「GD2020」において各事業の成長戦略を通じた経営基盤の強化を掲げ、そのひとつであるCSRでは「未来への思いやり」をコンセプトに「地球環境」「地域社会」「お客様」など6つのステークホルダーごとに事業活動を通じた価値創造を推進している。
平塚製造所では、平塚市内を流れ相模湾に注ぐ金目川の保全のため、水質、水生生物・鳥類および植物のモニタリング、川原に繁茂している外来植物の除去や清掃活動、里山保全活動などの自然環境保全活動に取り組んでいる。また、近隣住民との信頼関係の維持に努め「シンク・エコひらつか」をはじめとした地域社会との交流活動を積極的に進めている。