プロトコーポレーションの2019年3月期第2四半期連結決算は、売上高が305億9100万円で前年同期比4・1%増、営業利益は22億1800万円で同23・5%増、経常利益は24億2200万円で同24・2%増、四半期純利益は15億1500万円で同76・7%増となった。
主要事業である自動車関連情報分野が堅調に推移し、増収となった。
利益面では、グーシリーズにおけるコスト構造の見直しなどが寄与したほか、人件費やのれん償却額の減少した。
セグメントのうち、自動車関連情報事業は、売上高が275億5600万円で同4・3%増、営業利益は27億6200万円で同14・3%増となった。
通期予想は業績動向を踏まえ上方修正し、売上高が627億2800万円で前期比1・0%増、営業利益が44億2000万円で同20・3%増、経常利益が46億4400万円で同24・3%増、当期純利益が29億7800万円で同473・6%増を見込んでいる。
自動車関連情報事業では、「グーネット」のバックグラウンドシステムである「MOTOR GATE」の提供や機能向上を通じ、中古車販売店の総合的な経営支援を推進し、有力サイトとのアライアンス強化や、検索性とコンテンツの質・量の向上によりユーザー接点の拡大と利便性向上を図った。整備領域で「グーピット」の取引社数やコンテンツを拡充し、新車領域で新車販売店の乗換提案時のサポートを強化したほか、物販領域で主要取扱ブランドの販売強化とタイヤ・ホイールのセット販売の強化に取り組み、収益性の向上に努めた。