日本ゴム工業会の幹事会で、労務委員会の関係資料として、雇用状況調査の結果が報告された。
調査は今年4月末に実施され、会員企業103社のうち80社から回答があった。回答率は77・7%。
調査項目のうち、雇用面での当面の課題については、「労働力が不足している」の回答数が80社中65社となり、回答した企業の81・3%に上った。昨年の83・7%に比べ、やや改善しているものの、8割以上の企業が人手不足に悩む傾向が続いている。
このうち、生産部門が不足していると回答した企業が47社と最も多かった。
反対に、「労働力が過剰である」と回答したのは6・3%だった。
過去10年の調査結果を振り返ると、リーマンショック後の2009年には労働力が不足していると回答したのは
2018年11月07日