搬送ベルトは資源開発、製鉄、発電といった重厚長大産業から、食品や物流、薬品にいたるまで、多種多様な分野の搬送システムを担っている。そのなかで、ベルト商社はユーザーのニーズや動向を的確につかみ取り、商品発掘につなげることで業界発展に寄与してきた。
特に、近年は製品の企画・開発段階から主体的に関わるケースが増えており、ベルト商社が求められる役割はより一層高まっている。
そこで弊紙では、搬送ベルト商社に景況感を尋ねるアンケートを実施した。まず、今年1~6月の売上実績(対前年同期比)では、「やや上昇」と回答した商社が50%と最多となり、「上昇」と「横ばい」がそれぞれ25%という回答