三洋貿易の2018年9月期連結決算は、売上高が784億5000万円で前期比15・8%増、営業利益は52億6300万円で同6・6%増、経常利益は55億7500万円で同5・8%増、当期純利益は36億3500万円で同8・5%増となった。
セグメントのうち、化成品は、売上高が286億600万円で同7・1%増、セグメント利益は17億2600万円で同5・1%増となった。ゴム関連商品は、主力の自動車・情報機器に加え、建機向けの合成ゴムや添加剤などの副資材が好調で、輸出商材の販売も堅調に推移した。化学品関連商品は、主力の塗料・インキ原料やフィルム・電材輸出が堅調に推移したことに加え、香料や畜産・農薬関連商材、アジア向け輸出が好調だった。
2019年9月期の通期連結業績予想は、売上高が850億円で同8・3%増、営業利益が56億円で同6・4%増、経常利益が57億5000万円で同3・1%増、当期純利益が39億円で同7・3%増を見込んでいる。
他のセグメントについては、機械資材は売上高が259億3200万円で同20・0%増、セグメント利益は29億1300万円で同15・4%増、海外現地法人は売上高が196億1000万円で同29・9%増、セグメント利益は8億7900万円で同21・0%増、国内子会社は売上高が41億1900万円で同0・6%増、セグメント利益は4億6200万円で同14・3%減となった。