東洋ゴム工業は11月8日、アウディ社が今秋以降より北米市場で販売を開始する新型SUV「アウディQ8」に、同社製タイヤ「トーヨー・セルシウスCUV A」が新車装着用タイヤとして採用され、供給を開始したと発表した。
「アウディQ8」は、スポーティさを際立たせたスタイリングとマイルドハイブリッドのシステムを備えた高性能かつ高効率なパワーユニットを有する次世代のプレミアムSUV。アウディブランドのフラッグシップモデルの一つとして、プレミアムSUVが北米において必要とするすべてのパフォーマンスを余すことなく発揮し、さまざまな気候の路面でのドライブを楽しむため、高品質な汎用性の高いオールシーズンタイヤが求められていた。
「トーヨー・セルシウスCUV A」は、同社が北米市場で展開しているSUV用オールシーズンタイヤ「トーヨー・セルシウスCUV」をベースに開発している。夏タイヤとしてのウェット性能やドライ性能のみならず、冬タイヤとしてのアイス性能、スノートラクション性能や耐摩耗性を高次元で実現。同製品は「アウディQ8」がプレミアムSUVとしてタイヤに求める応答性、ブレーキ性能、コーナリング性能を高い水準を満たしていることから、今回、新車装着用タイヤとして採用された。