朝日ラバーの2019年3月期第2四半期連結決算は、売上高が39億4600万円で前年同期比9・4%増、営業利益は3億3800万円で同25・7%増、経常利益は3億5200万円で同24・8%増、四半期純利益は2億3700万円で同29・7%増となった。
工業用ゴム事業は、売上高が33億5600万円で同11・3%増、セグメント利益は4億1800万円で同29・7%増。自動車内装照明用のアサカラーLEDや自動車用精密ゴム製品、RFIDタグ用ゴム製品の受注が堅調に推移し、大幅な増収増益となった。
医療・衛生用ゴム事業は、売上高が5億8900万円で同0・4%減、セグメント利益は8100万円で同16・5%減。ディスポーザブル用ゴム製品である薬液充填済み注射器用ガスケットや採血用・薬液混注用ゴム栓などの受注が安定して推移したが、売上製品構成の変化などにより減益となった。
通期の連結業績予想の変更はなく、売上高が77億8900万円で前期比3・4%増、営業利益は6億3200万円で同12・6%増、経常利益は6億2700万円で同6・4%増、当期純利益は4億6100万円で同0・3%増を見込んでいる。