相模ゴム工業の2019年3月期第2四半期連結決算は、売上高が31億2500万円で前年同期比5・7%増、営業利益は6億9900万円で同15・2%減、経常利益は6億1700万円で同28・2%減、四半期純利益は4億800万円で同38・2%減となった。
ヘルスケア事業は、売上高が24億100万円で同7・8%増、営業利益は9億1500万円で同4・9%減。ポリウレタン製コンドームのサガミオリジナルブランドが20周年を迎え、サガミオリジナル0・02のリニューアルを行い、また映画への協賛により消費者認知拡大を図った。サガミオリジナル0・01は生産数量が増加した。
プラスチック製品事業は、売上高が5億9600万円で同3・9%減、営業利益は1100万円で同83.7%減。原油・ナフサ価格の上昇により原料価格が高止まりする中、食料品の鮮度保持フィルムなど高機能性商品の開発を進めた。
通期の連結業績予想は業績を勘案して下方修正し、売上高は63億円で前期比6・6%増、営業利益は14億円で同5・3%減、経常利益は14億円で同21・0%減、当期純利益は10億円で同23・6%減を見込んでいる。