ベルト3社の4~9月 3社とも増収 国内外で需要堅調

2018年11月13日

ゴムタイムス社

 ベルト3社の19年3月期第2四半期連結決算が出揃った。売上高は3社とも前年同期を上回ったのに対し、利益については、ニッタが為替の影響で経常利益が減少、三ツ星ベルトは営業利益が下回ったが、2社とも小幅な減益となっている。自動車用、一般産業用の伝動ベルトは堅調な上、さらに食品・物流の樹脂ベルトも好調なことから、3社の上期業績は計画通りに進捗している。

〈バンドー化学〉
 売上高は482億100万円で前年同期比5・3%増、営業利益は38億800万円で同23・4%増、経常利益は45億4600万円で同34・2%増、四半期純利益は33億5200万円で同29・0%増となった。
 自動車部品事業では、売上高が209億1900万円で同2・9%増、セグメント利益は16億7200万円で同14・7%増となった。地域別では、自動車生産台数が前年水準で推移した国内は、補機駆動用の伝動ベルト

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